正しく使ってる?コンディショナーとトリートメントの違いを解説!

毎日欠かさず洗う髪。

そして、キレイな髪をキープしたり傷んだ髪をケアするコンディショナーやトリートメント。

しかし、コンディショナーやトリートメントを何気なく使っている方も多いのではないでしょうか?

正しい使い方をしないと効果が半減してしまう可能性も。

そこで今日は、コンディショナーやトリートメントの違いと、効果的な使い方を書いてみたいと思います。

コンディショナーとトリートメントの違いってなに?

コンディショナーとトリートメント。

どちらも、シャンプー後の髪のコンディションを整えてくれる役割を持っています

基本的な成分もほとんど同じなので実は、良よく分からないまま使っている方も少なくありません。

そこで、コンディショナーとトリートメントの違いを分かりやすくまとめてみました。

コンディショナー

髪を洗った後に使うコンディショナー。

コンディショナーには

  1. 髪の表面をコーティングする
  2. 髪を保湿する
  3. 髪の水分が蒸発するのを防ぐ

など、主に3つの役割があります。

1:髪の表面をコーティング

髪の毛1本1本は、キューティクルという被膜で覆われています。

髪の毛の表面を覆っているのがキューティクルで、外的刺激や水分、たんぱく質が流れ出ないように守っています。

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髪にツヤを与えるのもキューティクルです。

キューティクルは非常に硬くて丈夫ですが、1枚の厚さがわずか0.5~1μm(0.0005~0.001mm)と非常に薄いため、摩擦や濡れた髪はとってもキューティクルが剥がれやすい状態です。

キューティクルが剥がれると髪の水分が蒸発してパサパサでまとまらない髪に。

そこでコンディショナーを使うことにより、髪の表面を膜でコーティングすることによって、水分が逃げないようにしてくれるんです

2:髪を保湿する

二つ目の役割が「髪の保湿」。

洗浄力の強いシャンプーなどを使うと汚れや皮脂だけでなく、髪に必要なうるおいまで洗い流してしまうことも。

そうすると髪が乾燥してしまいパサつきの原因になるので、コンディショナーを使うことで髪にうるおいを与え乾燥から守ってくれます。

3:水分の蒸発を防ぐ

最後の役割が「髪の水分蒸発の予防」。

髪の内部に水分が蓄えられることで髪にうるおいが出ます。

しかしシャンプー後の濡れた髪は、非常にダメージを受けやすく髪内部の水分が抜けやすい状態に。

そこでコンディショナーで髪をコーティングすることによって、濡れた髪から水分が失われるのを防ぐ役割があります。

つまりコンディショナーは、髪の表面をなめらかにして指通りを良くしたり、キューティクルの傷みを防いでパサつきにくくしてくれるんです。

「アミノ酸系」と「オイル系」の2種類がある

コンディショナーには「アミノ酸系」と「オイル系」の2種類があり、それぞれ特徴が違うので自分に合ったモノを使うようにしましょう。

アミノ酸系コンディショナー

髪が細かったりベタつきを抑えたい方は、アミノ酸系のコンディショナーを使うようにしましょう。

髪の毛は、ケラチンと言うたんぱく質でできていますが、アミノ酸系のコンディショナーはこのたんぱく質と相性がよく、髪の毛によくなじみます。

仕上がりがさっぱりしているので髪が軽くなり、ハリやコシも与えてくれますよ。

オイル系コンディショナー

髪がパサついたりまとまりにくい方は、オイル系のコンディショナーがおすすめ。

植物オイルを保湿成分に使っているモノが多く、髪にうるおいを与えてダメージから守ってくれます。

アミノ酸系のコンディショナーと比べると、髪の補修やダメージケア向きです。

オイル効果で仕上がりはしっとりしているので、髪がまとまりツヤ感もアップします。

トリートメント

トリートメントの意味は「手入れする」こと。

つまりヘアトリートメントは、髪に油分や水分などを与えて傷んだ髪をケア(手入れ)するアイテムです

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スキンケアでいうと、美容液や保湿クリームみたいなものです。

髪の毛を構成している成分を多く配合しているトリートメントは、とりわけ髪のダメージに悩んでいる方にはおすすめ。

で、トリートメントと一言でいっても大きく分けると以下の3種類があります。

  1. 油分を多く含んでいる
  2. 髪をコーティングし手触りを良くする
  3. 栄養補給

油分を多く含んでいるトリートメントは、すぐに洗い流すタイプのモノでリンス兼用のタイプが多いのが特徴。

また、髪自体をコーティングしてマニュキュア効果でツヤや指通りを良くするタイプもあります。

栄養補給は主にサロン等で使用され、アミノ酸やたんぱく質等の栄養を髪に補給して、傷んだ髪を補修する作用が期待できます。

髪質や髪の悩みなど、自分に合ったタイプのトリートメントを使うようにしましょう。

洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントの違いは?

実はトリートメントにも、洗い流すモノと洗い流さないモノの2種類があることを知っていましたか?

洗い流すタイプ トリートメントを数分間おいて成分を浸透させてから洗い流す。
洗い流さないタイプ タオルドライ後、髪になじませる。

洗い流すトリートメントの特徴は、髪の内側と外側から同時にケアするので、より浸透しやすく効果を実感できます。

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濡れている髪はキューティクルが開いているので、成分が浸透しやすいんですね。

一方の洗い流さないトリートメントは、ドライヤーやコテ、アイロンの熱やから髪を守ってくれたり、紫外線などのダメージからも髪を効果的に守ることができる特徴があります。

ちなみにリンスってなに?

コンディショナーやトリートメント以外にも「リンス」がありますよね。

リンスは髪の表面をコーティングすることで、髪のパサつきを抑え指通りをなめらかにするものです。

「えっ?トリートメントと一緒じゃない?」って、思いますよね。

確かにリンスもトリートメントも髪をコーティングする役割がありますが、実は大きな違いがあるんです。

リンスは、髪の外側にあるキューティクルをコーティングするもので、トリートメントは髪の内部に入り込みケラチンやたんぱく質を補給してくれます。

つまり、リンスは「見た目を良く見せる」だけであって、傷んだ髪の修復はできません

コンディショナーやトリートメントの使い方・順番は?

あなたはシャンプー後、コンディショナーやトリートメントをどの順番でつかっていますか?

  1. シャンプー→コンディショナー→トリートメント
  2. シャンプー→トリートメント→コンディショナー

正しいのは2番の「シャンプー→トリートメント→コンディショナー」の順番です。

一番の順番だとコーティングしてからトリートメントを使うため、髪に成分が浸透しにくくなり効果が半減してしまいます。

二番ならトリートメントで傷んだ髪に栄養を与えた後に髪をコーティングするので、成分が流れにくくなりしっかり閉じ込めることができます。

私のお客様でも間違った順番で使われている方が多くいらっしゃいますが、正しい順番で使わないとせっかくの効果が台無しになってしまうので、順番は間違えないようにしましょう。

効果的な使い方を紹介!

ではここからは、コンディショナーやトリートメントを効果的に使う方法をお伝えしていきます。

1:水分を切る

髪をすすいだ後は、しっかり水気を切ります。

髪の水分をしっかり切ることによって、コンディショナーやトリートメントの成分が髪に密着しやすくなります。

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この工程は大切ですよ。

洗浄力が強いシャンプーを使うと必要な皮脂まで洗い流すことがありますが、シャンプーで落ちてしまった油分を補給することができます。

2:適量使うことが大切

髪をツヤツヤにしたいからとコンディショナーやトリートメントをたくさん付けていませんか?

たくさん使い過ぎるとすすぎ残しの原因に。

髪や頭皮にコンディショナーやトリートメントの成分が残ってしまうと、毛穴が詰まったりかゆみや湿疹、ニオイなど頭皮トラブルの原因になります。

目安としては、ショートなら1プッシュ、ロングなら2~3プッシュで十分です。

3:毛先からコンディショナーやトリートメントを付ける

コンディショナーやトリートメントは髪の毛の半分から毛先に付けるようにします。

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根元付近の髪は生えたばかりなので健康な状態です。

根元からコンディショナーやトリートメントを付けると頭皮に付着してしまう可能性があります。

頭皮に付いてしまうと、上記でもお伝えしたように毛穴の詰まりや頭皮トラブルの原因になってしまうので、頭皮や髪の根元から離れた場所から付けるようにしましょう。

また、ポイントとして毛先に向かって付けるようにします。これは、うろこ状のキューティクルが下向きに髪を覆っているからです。

ワンポイントアドバイス

トリートメントを使う際は、髪になでるように付けるのではなく、ギュッギュッと揉み込むように付けると浸透力がアップしますよ。

付けておく時間ですが、トリートメントは髪の内部に成分が浸透するまで時間がかかるので5分程度放置、コンディショナーは付けるとすぐに髪に吸着するので、長く置く必要はありません。

4:しっかりすすぐ

コンディショナーやトリートメントを付けた後は、シャワーでしっかりすすぐようにしてください。

しっかりすすぐと効果がなくなりそうな気がしますが、どんなにすすいでも効果が落ちることはありません。

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軽くすすぐとすすぎ残しの原因になります。

すすぎ時間が短いと油分が頭皮に残ってしまい、頭皮がダメージを受け髪の成長にも悪影響を与えてしまいます。

また、コンディショナーやトリートメントを洗い流した後は、肩や背中にも成分が付いているのでしっかり洗うようにして下さいね。

コンディショナーやトリートメントは毎日使った方がいいの?

コンディショナーは毎日使っても、トリートメントの使用頻度に迷う方もいるのではないでしょうか。

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毎日使ったらいけないものと思われがちです。

実際に、美容師の間でもトリートメントの頻度については色々な考えがあり

  1. トリートメントを毎日使うと髪がベタつく
  2. 頻度が多いと髪が重たくなる

などの意見があり、トリートメントは「週に1~2回程度」が適切と考えている美容師もいます。

しかし私の考えとして、トリートメントの使用頻度は「毎日」をおすすめしています。

トリートメントをする理由は、髪が傷んでいるからですよね。

パーマやヘアカラー、縮毛矯正など、私が担当するお客様でも髪が傷んでいる方は少なくありません。

また、パーマやヘアカラーをしていなくても、紫外線や空調設備によって空気が乾燥することでも髪はダメージを受けてしまいます。

「髪にツヤがほしい」「枝毛を防ぎたい」などの悩みがあるようなら、トリートメントは毎日欠かさずに行うようにしてください。

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顔のケアは週に1~2回ではありませんよね。

肌細胞は自己修復力があるのに毎日ケア、髪の毛は自己修復力がないのに週に1~2回のケア。

どう考えてもおかしいですよね。

トリートメントを毎日使うことでトリートメント効果の維持ができますが、毎日使う際は「使用量は少なめ」にすることがポイントです。

まとめ

コンディショナーとトリートメントの違いについて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。

「今まで何となく使っていた」という方も、この二つが全く別の効果があることが理解できたと思います。

まとめると

トリートメント 髪の内部に栄養を与えダメージを補修する。
コンディショナー 髪の表面をコーティングして水分の蒸発を防ぐ。

このような働きがあるので、使う順番は間違えないようにしましょう。

  1. シャンプー
  2. トリートメント
  3. コンディショナー

この順番で使うことで効果を最大限に発揮させることができるので、正しく使うようにして下さいね。

数回使っただけで髪に劇的な変化が現れることはありませんが、毎日使うことで髪は少しずつ修復されキレイになっていきますよ。