産後の抜け毛がひどい!もしかしてハゲる!?その原因と対策を紹介

赤ちゃんの誕生はうれしいけど、不安になるほど抜ける髪の毛。

  • お風呂の排水溝がすぐに詰まる
  • クシでとかすとたくさん毛が抜ける
  • 生え際の抜け毛がひどい
  • このまま生えてこないんじゃないの?って心配になる

産後、70%以上のママが直面する髪の悩み「産後抜け毛」。

そこで今日は、産後に多くのママさんが経験する抜け毛の原因と、自宅でできる対策法を書いてみたいと思います。

産後の抜け毛の3つの原因とは?

「出産後に大量に髪が抜けた!」「もしかして、ハゲちゃうの?」って、心配になる方も少なくありませんが、なぜ産後に髪が抜けてしまうのでしょうか?

様々な理由はありますが、大きく分けると

  1. ホルモンバランスの変化
  2. 毛髪サイクルの影響
  3. 生活の変化

この3つが考えられます。では、一つずつ説明していきますね。

ホルモンバランスの変化

多くの方は出産後すぐに抜け毛が始まるのではなく、3ヵ月後くらいから抜け毛が気になる方が多いようです

で、産後抜け毛の最大の原因と言われているのが「ホルモンバランスの変化」。

女性には「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2つの女性ホルモンがあります。

妊娠していない時は、この2つのホルモンが2週間ごとに交互に優位な働きを繰り返しています。

ですが、妊娠中はプロゲステロンのみが優位に働いています。

プロゲステロンは妊娠に関わるホルモンで、妊娠中は

  • ニキビなどの肌荒れに悩まされる
  • 肌荒れはなく、肌が逆にツヤツヤになった
  • 髪の毛が伸びるスピードが早い感じがする
  • 体毛が濃くなった気がする

などの変化が現れることがありますが、これはプロゲステロンの分泌量が多いことが要因と言われています。

しかし、妊娠後は急激にホルモンの分泌量が減ってしまうので、ホルモンバランスが乱れて身体に支障が出てしまうんです。

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抜け毛もその一つなんですね。

女性ホルモンの分泌量が盛んな時は、10代の頃のようなピッチピチの状態ですが、ホルモンが減少すると一気に40~50代くらいの老けた感じになってしまうんです。

つまり、妊娠中はたくさん女性ホルモンが分泌されるんだけど、産後はその分泌量が一気に減ってしまうと言うことになります。

毛髪サイクルの影響

髪の毛には「生えては抜ける」を繰り返す「ヘアサイクル」があります。

普通、髪の毛の成長は「成長期」→「後退期」→「休止期」を3年から6年のサイクルで繰り返しています。

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このうち約9割が成長期です。

で、2~3ヵ月の休止期が終わり髪の毛が抜けると、そこから新しい髪の毛が生えてきて、再びヘアサイクルを繰り返します。

ですが、女性ホルモンがたくさん出ている妊娠中は、後退期に移行せず髪が成長する「成長期」をキープ

しかし、産後はホルモン分泌が減少するので、本来抜けなかった髪の毛も一緒に抜けてしまうので、大量に髪の毛が抜けた感じになるんです。

生活の変化

初産の方は特にそうですが、産後は今まで経験したことがない生活が待っています。

オムツを変えたり授乳をしたり・・・。体が完全に回復していないうちから育児に追われ(さらに今までの家事もしなければなりません)ストレスが相当かかっている状態。

私たちの体はストレスを感じると自律神経が乱れます。

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自律神経は自分でコントロールできない部分です。

で、自律神経が乱れると血行不良が起こります。

頭皮には毛細血管がたくさんあるのですが、血管が細いので血流が悪いんです。

そこに血行不良が加わると、髪の成長に必要な栄養分が届きにくくなるので、髪の毛をつくる毛根が栄養不足になり細く弱々しい髪しか生えてきません

細く弱々しい髪の毛は、抜け毛の原因になります。

産後の抜け毛はいつからいつまで?

産後抜け毛って「いつ頃から始まって、いつまで続くの?」って、素朴な疑問がありますよね。

産後抜け毛に関しては、個人差があるので「いつからいつまで」って、一概にはいえませんが、ここでは一般的な産後抜け毛の期間をお伝えします。

抜け毛が始まる時期は?

産後抜け毛って聞くと、産後すぐに抜け始めるイメージがありますが、平均すると2~3ヵ月後に抜け始める方が多いようです。

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これは、ヘアサイクルが関係しているからです。

女性ホルモンは妊娠中たくさん分泌されるので、髪の毛の成長が続きます。

しかし、出産後は女性ホルモンが減るので、成長期は終わりその後の「後退期」「休止期」に入り髪が抜けていきます。

このタイムラグがあるので、産後すぐではなく2~3ヵ月後に抜け始めるんです。

抜け毛のピークってあるの?

抜け毛のピークも個人差がありますが、一般的には産後4ヵ月~半年が一番のピークと言われています。

抜け毛が始まるのが2~3ヵ月後なので、抜け毛が始まるとすぐにピークが来るような感じです。

抜け毛のピーク時は、シャンプーやクシでとかすだけでも簡単に髪の毛が抜けてしまうので、心配になるかもしれません。

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排水溝が詰まったり、枕にたくさん髪の毛が落ちます。

しかし、心配する必要はまったくありません。

この抜け毛は、本来なら抜けているはずの髪の毛です。ヘアサイクルが「休止期」に入った証拠でもあるので、安心して大丈夫ですよ。

抜け毛が終わる時期は?

ここまでくれば、あと一息です。

抜け毛が始まりピークを過ぎると、ヘアサイクルが「成長期」へと戻るので、抜け毛も少しずつ収まってきます。

これも個人差はありますが早い方では7ヵ月くらい、多くの方は1年くらいで抜け毛が落ち着くようです。

これは一般的な期間であって、抜け毛の原因がホルモンバランス以外にもあるようなら、改善するまでに時間がかかります。

たとえば出産後は、生活環境が大きく変化するので睡眠が取れなかったり育児に追われたりで、ストレスが溜まったりする場合です。

そうすると、抜け毛の収まる時期が大幅に遅れることがあります。

出産後、1年を過ぎても抜け毛が減らない場合は、ホルモンバランス以外のことが原因の可能性もあるので、かかりつけ医に相談してみることをおすすめします。

産後抜け毛を解消!自宅で簡単にできる対策法を紹介!

ではここからは、自宅で少しでも産後抜け毛を予防する方法を紹介していきます。

ストレスを溜め込まない

赤ちゃんの誕生はうれしいことですが、上記でもお伝えしたように初産の方は初めて経験することばかりでストレスが発生しやすいことも事実。

  • 昼間のおむつ替え
  • 授乳
  • お風呂入れ
  • 夜中のおむつ替えや授乳
  • 夜泣きのあやし

など、上げればきりがないですよね。

ストレスがかかることは仕方ありません。でも、ストレスを溜め込みすぎると抜け毛だけでなく、精神的に参ってしまい「産後うつ」になることも。

ストレスを解消するにはいろいろありますが、一番にやってほしいことは「完璧を求めない」ことです。

少し部屋が散らかっていようが、洗濯が溜まっていようが、ご飯を手抜きしようが、それでいいんです。

赤ちゃんが生まれる前と同じ生活を保とうとすると、絶対にパンクします。

たとえば「掃除はできなかったけど、洗濯はできた」とか「ご飯は簡単にしたけど、その分赤ちゃんと散歩できた」など、できなかったことよりできたことに目を向けるようにしましょう

あと、おすすめの産後ストレスを解消する方法として

  1. 好きなだけ寝る
  2. 甘いものを食べて幸せな気分になる

などがあります。よく、スポーツをしたりアロマでリラックスなんて書いてあるサイトもありますが、赤ちゃんがいるとなかなかできませんよね。

でも、寝れるときに寝たり、甘いものを食べるのはそれほど難しいことではありません。

子育ては長丁場です。あなたが取り組みやすいストレス解消を見つけることが大切です。

睡眠の質を上げる

出産後の母体は体力が落ちています。それに加えて昼夜関係なく赤ちゃんの世話をしなければならないので、睡眠不足で疲労が溜まる一方です。

妊娠中は女性ホルモンがたくさん分泌されていますが、産後はこの女性ホルモンが減少するので、自律神経が乱れ不眠の症状が出ることもあります。

残念ながら自分の意志で女性ホルモンの分泌はコントロールすることはできないので、睡眠で少しでも疲れを取ることが大切。

ポイント

産後に女性ホルモンの分泌が減るのは、母乳を出すために重要な働きがあるためです。

質の良い睡眠を取るには

  1. 朝は日を浴び、夜は暗くして眠る
  2. 軽い運動でセロトニンを分泌
  3. 半身浴などで体を温める

などがありますが、これ以外にも睡眠の向上に役に立つものなら「何でも試してみる」ことが大切です。

産後は誰でも睡眠不足を経験します。

ただ、寝不足なのに眠れない、不安で仕方ない。この状態が続くようなら「産後うつ」の可能性もあるので、無理をせずにかかりつけ医に相談するようにしてください。

バランスのとれた食事

産後の抜け毛をケアするには、バランスの取れた食事が大切です。

赤ちゃんを中心に生活していると、どうしても自分の食事は二の次になってしまいがちですが、栄養が十分に摂れていないとホルモンバランスが整わず、抜け毛が進行してしまう場合もあります。

産後に摂りたい栄養素としては

葉酸 レバー、海藻類、アボカドなど
たんぱく質 牛肉、豚肉、鶏肉、しらす干しなど
イソフラボン 納豆、大豆飲料、豆腐、油揚げなど
亜鉛 牡蠣、小麦胚芽、パプリカなど
ビタミンE 唐辛子、アーモンド、うなぎ、かぼちゃなど
ビタミンB群 牛乳、バナナ、まぐろ、かつおなど

などがあります。

葉酸は髪の材料となるたんぱく質をつくり出したり、血行促進効果があるので元気な髪をつくるには大切な成分です。

また、たんぱく質は私たち人間の体をつくる欠かせない成分の一つですが、髪は生きていく上では必要ないので、どうしてもたんぱく質の供給が後回しになってしまいます。

たんぱく質は、丈夫で健康な髪をつくる上では必要なので、意識的に摂るようにしましょう。

あとイソフラボンは「女性ホルモンの働き」亜鉛は「抜け毛や薄毛対策」ビタミンEは「血行促進」ビタミンB群は「皮脂分泌のコントロール」など、産後薄毛対策には必須の栄養素と言えます。

シャンプーを変えてみる

産後は、ホルモンバランスの変化により抜け毛が一時的に増えますが、それ以外の原因として、頭皮が敏感になり乾燥やかゆみが出る場合もあります。

頭皮ダメージを抑えるには、頭皮にやさしい洗浄力のシャンプーを使うことが産後抜け毛の改善には大切です。

そこでおすすめなのが「アミノ酸シャンプー」。

頭皮の汚れを落とすのが「界面活性剤」の役割ですが、洗浄力が強い界面活性剤だと必要な皮脂まで取り過ぎてしまうので、かえって頭皮が乾燥してしまいます。

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石油系の界面活性剤は洗浄力が強いので避けましょう。

一方のアミノ酸シャンプーは、アミノ酸系の界面活性剤を使用しているので、頭皮にやさしく、必要な皮脂はちゃんと残しながら洗い上げてくれるのが特徴

適度に皮脂が残っていることで頭皮がうるおい、雑菌の繁殖を抑えることができるのでニオイやフケの予防もできます。

  • アミノ酸系ココイル(ラウロイル)
  • グルタミン酸Na
  • ラウロイルグルタミン酸Na
  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • ココイルメチルアラニンNa

これらがアミノ酸系界面活性剤なので、シャンプーボトルの成分表を確認してみてくださいね。

育毛剤やサプリメントは効果がある?

産後抜け毛の原因はホルモンバランスの変化ですが、育毛剤やサプリメントは効果があるのでしょうか?

育毛剤は産後抜け毛には効果なし!?

基本的に育毛剤は、産後抜け毛には効果はありません

上記で何度もお伝えしているように、産後抜け毛の大きな原因は「ホルモンバランスの変化」です。

それに対して、育毛剤が何らかの効果を発揮することはありませんし、育毛剤の成分がホルモンに作用するなら市販で購入することは不可能。

「産後 抜け毛 育毛剤」で検索すると、女性ホルモンに作用するかのような育毛剤も販売されていますが、育毛剤がホルモンに作用したら怖いと思いませんか?

育毛剤は「抜け毛予防」として使うことをおすすめします。

育毛剤を使う時に気を付けたいポイントは

  1. アルコール不使用
  2. 無添加
  3. 保湿成分が入っている

など、育毛剤は頭皮に負担をかけるモノもあるので、こられを意識して選ぶようにしましょう。

サプリメントは続けることで期待ができる

赤ちゃんに授乳することで、髪の毛に栄養が届かずに抜け毛が加速することがあります。

バランスの取れた食生活が基本ですが、赤ちゃんの世話をしながら毎日は大変ですよね。そんな時に手軽に栄養を補えるサプリメントは効果があるのでしょうか?

結論から言うと、抜け毛に対して直接の効果はありませんが、食事で不足しがちな栄養素を補うことはできます

授乳中に摂りたいサプリメントの栄養素としては

  • 葉酸
  • カルシウム
  • たんぱく質

などです。これらの成分は産後に不足しがちな栄養素なので、サプリメントで積極的に補うことが大切です。

ポイント

サプリメントは医薬品ではないので基本的に授乳中でも飲むことは可能ですが、授乳中でも飲めるサプリメントを選ぶようにしましょう。

サプリメントはあくまでも不足しがちな栄養を補う栄養補助食品なので、サプリメントに頼り過ぎず、普段の食事でしっかり栄養を摂るようにしてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

赤ちゃんの誕生は、ママにとって最高の瞬間であり喜びです。

しかしその後、多くのママが産後抜け毛に悩んでいます。

まさに、天国から地獄^^;

でも、産後抜け毛はあなただけではなく、多くの方が経験しているので心配はありません。

月日が流れれば必ず髪の毛は生えてくるので、抜け毛よりも赤ちゃんに愛情を注いでくださいね。