【要注意】湯シャンは効果なし!?臭いやベタつきが取れないってホント?

この記事では、現役美容師が

湯シャンの効果から正しいやり方まで

とにかくわかりやすいように解説しています。

 

「湯シャンで汚れが落ちるか心配」「臭いは大丈夫?」など、不安に感じている方も多いことでしょう。

結論から先に言うと、正しい湯シャンをおこなえば髪や頭皮に効果は確実に期待できます

はじめての方でも失敗しないように詳しく解説しているのでぜひ、最後までご覧くださいね。

湯シャンってなに?

湯シャンとは、シャンプー剤を使わずに髪の毛や頭皮を洗うことです

ほとんどのシャンプーは、界面活性剤、香料、着色料、防腐剤などが配合された化学物質でできています。

さらに、洗浄力の強い成分だと皮脂が必要以上に洗い流されてしまいます。

そうすると、頭皮は皮脂を過剰に分泌してしまい地肌や髪のべたつき、嫌な臭いの原因になってしまうのです。

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かゆみやかぶれ、赤みが起こってしまうこともあるんです。

なので、シャンプー剤を使わずにお湯だけで髪を洗う「湯シャン」をすることによって、このようなトラブルを防ぐことができます。

ポイント
フケで悩んでいる方も湯シャンで解決できる場合があります。

 

湯シャンの驚くべき2つの効果とは!?

湯シャンを実践することで得られる効果は

  1. 頭皮トラブルを減らすことができる。
  2. 頭皮の臭いを軽減することができる。

この2つです。

頭皮トラブルを減らすことができる

頭皮のトラブルの原因はさまざまありますが、一番の原因は「シャンプーのすすぎ残し」です。

毛穴にシャンプーの成分が残ったままだと、頭皮の炎症や吹き出物、雑菌の繁殖が繁殖して抜け毛や薄毛になる可能性があります。

つまり、自分が思っている以上にすすぎをしっかりおこなわないと頭皮のトラブルにつながるということです。

その点湯シャンならシャンプーを使わないので、トラブルが起こりにくくなります。

そもそも、髪や頭皮の汚れの7~8割はお湯だけで落とすことができます

湯シャンをすることで「洗いすぎ」を防ぎ、人間が本来持っているちからを利用して、必要な皮脂だけを分泌することで髪や頭皮のトラブルを予防。

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頭皮を自然な状態に戻すんですね。

皮脂が頭皮に適度に残ることで乾燥を防ぎ、かゆみやフケの発生を抑えることもできます。

頭皮の臭いを軽減できる

頭皮の臭いが気になる方は、洗浄力の強いシャンプーやガシガシ髪や頭皮を洗う方に多い傾向があります

この原因として、洗浄力の強いシャンプーで洗うことで頭皮に必要な皮脂まで取り除いてしまうためです。

皮脂を取り過ぎると皮膚の免疫機能が頑張って皮脂をたくさん分泌。

その結果、皮脂をエサにマラセチア菌が増殖したり、皮脂が酸化することで「ノネナール」という臭い物質を発生させます。

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ノネナールは加齢臭の原因物質です。

つまり、頭が臭い方は頭皮が余計な皮脂を出し続けているから

詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめ

頭がくさい!原因から頭皮の臭いを誰でも簡単に消す5つの方法とは?

湯シャンをすることで頭皮の皮脂分泌量が落ち着いてきます。

個人差はありますが、通常は3週間から1ヵ月程度で皮脂の分泌量が減りはじめ、半年くらいで臭いやベタつきも改善されることが多いようです。

臭いやベタつきが気にならなくなると言うことは、頭皮が正常な皮脂分泌をおこなっている証拠といえます。

ただし、繰り返しますが頭皮環境が整うまでには多少時間がかかるので、根気強よく続ける必要はあります。

湯シャンのデメリット

湯シャンのデメリットは、完全に汚れを落とせないこと

上記でもお伝えしたように、湯シャンすることで7~8割の汚れを落とすことができます。

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逆を言えば2~3割の汚れは落ちないんです。

で、湯シャンで完全に落とせない汚れが

  • スタイリング剤
  • 化粧品などの油脂類
  • 料理の油
  • 排気ガス
  • タバコの臭い
  • 花粉

などです。

湯シャンで落とせる汚れは基本的に汗やフケ、チリやホコリなどで、スタイリング剤や皮脂、排気ガスなどの汚れは完全に落とすことは難しいです。

つまり、これらの汚れが蓄積することでベタつきや臭いの原因になります。

刺激が少ないシャンプーを使うと◎

たとえばスタイリング剤を使った日や、頭皮の皮脂分泌が過剰でべたつく場合はシャンプーを使う必要があります。

とくに皮脂分泌が多いと湯シャンでは落としきれず、それをエサにマラセチア菌が増殖し赤みやかゆみなどの脂漏性皮膚炎を引き起こす可能性があります。

脂漏性皮膚炎を詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめ

頭皮がかゆい!脂漏性皮膚炎の原因から治し方までわかりやすく解説!

脂漏性皮膚炎が悪化すると、抜け毛や薄毛の症状が出ることも。

で、シャンプーにもさまざまな種類がありますが、おすすめは「アミノ酸系シャンプー」。

アミノ酸系シャンプーは、他のシャンプーと比べて洗浄成分がマイルドなのが特徴。

一般的なシャンプー(高級アルコール系)は洗浄力が強いため、頭皮に必要な皮脂まで根こそぎ落としてしまいます。

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フケやかゆみの原因になるんです。

その点アミノ酸系シャンプーは、頭皮や髪に必要なうるおいは残したまま洗い上げることができます

おすすめのアミノ酸系シャンプーはこちら

2分でわかる!アロマのやさしさシャンプーの口コミと効果を徹底解説!

湯シャンはどうしても皮脂が残りやすく臭いの原因になるため、湯シャンとアミノ酸系シャンプーを併用することもおすすめです。

湯シャンで白髪が減るってホント!?

白髪の女性

ネットで「湯シャン 白髪」と検索すると

  • 白髪が減った。
  • 白髪が改善した。
  • 白髪がなくなる。

などの効果があるようですが

結論から言えば、湯シャンが白髪に効果があることは1ミリもありません

そもそも白髪になる原因は、色素細胞(メラノサイト)のはたらきが低下し、髪のメラニン量が不足することで白髪が生えてくるといわれています。

原因として「栄養不足・遺伝・ストレス・加齢・紫外線・睡眠不足」などが影響しているといわれていますが、白髪のメカニズムが完全に解明されているわけではありません。

つまり、メラノサイトを増やさない限り白髪は改善することはないんです。

メラノサイトを増やす方法としては「黒ごま・海藻・チーズ」などのビタミン類が効果が期待できるといわれています。

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バランスの取れた食生活ですね。

なので、湯シャンをしたからといってメラノサイトが増えて、白髪が改善しないこがわかって頂けたと思います。

ただし、湯シャンにより頭皮環境が改善することで「白髪の予防」につながることは考えられますが、黒髪フサフサになることは残念ながらありません。

正しい湯シャンのやり方

湯シャンと聞くと「お湯で流せばいいんでしょ」って思いがちですが、正しいやり方をしないと逆効果になってしまいます。

正しい湯シャンのやり方は

  1. 湯シャンの前にブラッシング。
  2. お湯の温度は35~38℃。
  3. 湯シャン後はすぐにドライヤーで乾かす。

この3つ。

では、一つずつ解説していきます!

湯シャンの前にブラッシング

産後抜け毛

湯シャンの前には必ずブラッシングしましょう。

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これは本当に重要です。

ヒトは一日過ごすと髪の毛に汚れやホコリ、必要以上の皮脂が髪や頭皮に付着しています。

この汚れをブラシである程度落としておくことがとっても大切です。

ポイント
ブラシで落とせる汚れは最初に落としておきましょう。

 

髪の毛の絡まりをブラッシングでほぐしておけば、湯シャンもしやすくなります。

ただし、ブラッシングのやり方も気をつけて。

「ギュッ」と頭皮から毛先に向かって引っ張るような梳かし方は止めてください。

髪が切れてしまう“切れ毛”や、頭皮に傷がついて炎症を起こす可能性があります。

ブラッシングするときは、やさしく丁寧にしましょう

で、ブラッシングするときのクシはこんな感じがおすすめ。

目が粗いクシの方が髪が絡まりにくく、摩擦によるキューティクルのダメージを抑えることができます。

ただ、どうしても最初にブラッシングすると髪が絡まりやすいので、そんなときは毛先から徐々に徐々に上に向かって、髪の絡まりをほどくようにしてください。

毛先から順番に髪の絡まりをほどくことによって、引っかかりも少なくやさしくブラッシングすることができます。

お湯の温度は35~38℃

湯シャンをするときのお湯の温度は熱すぎると頭皮に負担をかけてしまうので、35~38℃くらいのぬるま湯に調節します。

で、頭皮全体を揉むように「じっくり地肌を洗う」という感覚で洗います。

このとき、爪を立ててゴシゴシ洗うのではなく、指の腹を使ってやさしくマッサージするように揉み洗いしてください。

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頭皮も顔も同じ肌です。

しっかりとお湯が頭皮に行き渡るように、ちょっと擦るくらいはOKですが、必要以上にゴシゴシ洗ってはダメです。

また、顔回りやもみあげ、耳の裏側、首辺りは洗い残しがある部分なので、意識して洗うようにしましょう。

湯シャン後はすぐにドライヤーで乾かす

湯シャンが終わったらすぐにドライヤーで乾かします。

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自然乾燥は絶対にダメです。

湯シャンでも普通のシャンプーでも両方にいえることですが、濡れた髪はキューティクルがはがれやすい状態なので、放置しておくと髪のダメージにつながります

ポイント
キューティクルが傷つくと髪は乾燥してパサつきやすくなります。

 

また、髪を濡れたままにしておくと濡れた雑巾を頭に置いているのと一緒です。

濡れた雑巾を放置しておくと臭くなりますよね。

これは雑菌が繁殖している証拠。

髪が濡れたまま放置して頭皮が臭く感じたら、それは雑菌が繁殖していると思ってください。

なので、湯シャン後はなるべく早く髪を乾かしましょう

で、髪を乾かすときのポイントは

  1. 最大風量でドライヤーを振って根元を乾かす。
  2. 最大風量でドライヤーを振って全体的に7~8割ぐらい乾かす。
  3. 髪を手ぐしでブロッキングする。
  4. ブラシにドライヤーを当てながら根元からゆっくり毛先まで通す。

※③④を全体が乾くまで繰り返す。

※④の時に7〜8割ぐらい乾燥してれば高温でも比較的ダメージしにくいので、ゆっくりと熱を加えた方がキレイに仕上がりやすいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

身体が湯シャンに慣れるまでは、臭いやベタつきが出てしまうことは事実です。

さらに、髪質や肌質によっても「合う合わない」があるので、すべての方に向いている方法でもありません。

ただし、本来肌に備わっているちからによって、長年悩んでいた問題が解決するかもしれませんよ。