髪の疎水性ってなに?これ知らないと美髪になれない!

髪がパサついたり、まとまりが悪いことありませんか?

それは、もしかしたら髪の疎水性が失われているのが原因かもしれません。

「疎水?何それ?」って思う方が多いかも知れませんが、髪の毛は疎水性の方がヘアダメージが少ないんです。

そこで今日は、髪の疎水性について詳しく書いてみたいと思います。

疎水性ってなに?わかりやすく解説!

そもそも、疎水性って何でしょうか?簡単に言うと「髪が水を弾く」ってことです。

傷んでいない髪に水をかけると弾きます。これが「疎水性」。

あやか

ダメージを受けていない髪は水を弾くんですね。

で、ダメージを受けると疎水性から親水性に髪が変化してしまいます。

親水性ってなに?

疎水性の髪はダメージを受けていないので水を弾きますが、髪が傷むとダメージホールができます。

髪が濡れると、このダメージホールが水分を吸い込みます。

あやか

これを「吸着水」と言います。

そして、キューティクルが開いて水分を髪の内部に取り込みますが、ダメージホールがあると余計に水分を吸って髪が膨らんだ状態に。

ポイント

パーマやヘアカラーでダメージを受けているとキューティクルが剥がれているので、さらに水分を取り込みやすくなります。

この状態を「髪の膨潤」と言い、髪がパサついたり指通りが悪くなる原因です

髪を疎水化する方法ってあるの?

親水性の髪は疎水性の髪に比べ、水分をたくさん含んでいます。

そうすると、ドライヤーをかけても髪がなかなか乾きにくい状態に。

髪が乾きにくいので、ドライヤーをかける時間も長くなり髪が乾燥し過ぎてパッサパサになってしまいます。

さらに、ドライヤーの熱が長時間髪に当たることで、さらにダメージが大きくなるんです。

あやか2

髪が傷むとさらに親水化するので負のスパイラルに。

では、一度親水化した髪を疎水化することはできるのでしょうか?

親水性を疎水性にする方法

ダメージホールがあるから水分を吸うので、このダメージホールを埋めて吸着水を少なくすることが疎水性にする最短の方法

で、「髪を疎水性にする成分ってあるの?」と言う話になるわけですが、実はたくさんあるんです。

たとえば髪の元であるたんぱく質に近い成分のPPTとか、天然ヘナも疎水性になる成分の一つ。

もっと言えば、水に馴染まないモノならほとんどが疎水。

あやか

極論、オイルも疎水系です。

オイルを髪に塗るのは勇気が必要ですが、安心してください。

販売されているほとんどのトリートメントの成分は疎水物質です。なので、オイルを使わなくてもトリートメントでOK!

どんな仕組みで疎水化する?

上記でもお伝えしたように、傷んだ髪にはダメージホールができています。

↓これね。

で、このダメージホールに疎水物質を入れて髪の毛が余計な水分を吸わないようにするんです。

髪の疎水化って言うとなんだか難しい感じがしますが、要は髪の毛に栄養分を入れてダメージヘアを補修するイメージで考えてもらえばOK。

そして、親水性の髪を疎水性に変化させる方法は2パターンあります。

一つ目が、ダメージホールに疎水物質を浸透させるやり方です。

このダメージホールに水分が入り込むことで「吸着水」になり、疎水性から親水性に髪が変化。

そこに、トリートメントなどの疎水物質を入れてやることで穴を埋めるんです。

この方法だと簡単に親水性から疎水性の髪にする事ができますが、最大のデメリットが「洗うと落ちる」と言うこと。

つまり髪に浸透しているだけなので、洗えば簡単に落ちてしまうんです。

ポイント

トリートメントの多くは、この疎水物質を浸透させる方法なので持続性がありません。

そこで2つ目の方法が「疎水化トリートメント」なるものです。

疎水化トリートメントとは?

昔からある浸透型のトリートメントと違い、疎水化トリートメントは「反応型」と言われる方法で疎水化を実現。

反応型の疎水化トリートメントは大きく分けると以下の3種類があります。

  1. コーティング系
  2. ダメージホールの補修
  3. CMCの補修

コーティング系

髪の毛の表面を被膜でコーティングすることで、水分がダメージホールに入り込まないようにする一番オーソドックスな疎水化トリートメントです。

疎水物質を浸透させる方法に似ていますが、このやり方はポリマーやシリコンをアイロンの熱で強制的に吸着させるので、洗っても直ぐに取れないのが特徴。

あやか

不自然にツヤが出てしまう場合もあります。

ただ、これは疎水化と言うよりもワックス効果によって水を弾くので、基本的には疎水化とは別扱いする場合も。

実際にこのコーティングが取れてしまうと、元の親水性の髪に戻ってしまいます。

ダメージホールの補修

何度も言っていますが、髪が傷むとダメージホールができてそこに水分が入り込みます。

で、この方法はダメージホールに髪の成分(たんぱく質)に近いPPTと言う成分で補うやり方。

このように、ダメージホールにPPTでフタをすることで疎水化できると言うわけです。

このPPT配合のトリートメントは、ドラックストアや量販店でも販売されています。

ですが、このデメリットとしては2~3回シャンプーすると取れてしまう点。

PPTは髪の毛と近い成分ですが、所詮は人間がつくりだした化学成分。

本物のたんぱく質とは異なるので完全に結合するはずはなく、何度かシャンプーすると取れてしまいます。

CMCの補修

CMCとはキューティクル同士をくっつけたり、成分が流れ出ないように髪内部に留めておく成分。

あやか

接着剤のような感じです。

↓CMCの詳しい記事はこちらの記事を読んでくださいね♪

CMCは髪の毛に存在する成分ですが、ダメージを受けるとキューティクルが剥がれてCMCが流れ出てしまいます。

そこで、CMCと同じ働きをする人工的なCMCをトリートメントで補うことで疎水化するやり方です。

この方法は剥がれたキューティクルの補修もできるので、一石二鳥の成分とも言えます。

まとめ

いつもに比べ髪の乾く時間が長いと感じたら、髪が傷んでいる可能性があります。

健康的な髪は疎水性が保たれるのでドライヤーをかけてもすぐに乾きますが、親水性の髪は水分をたくさん吸っているので乾きにくいのが特徴。

親水性の髪は広がりやすく、指通りも悪いので少しでも疎水性の髪に近づけることが美髪への第一歩です。

市販のトリートメントでも疎水化はできますが、洗えばすぐに取れてしまうので美容師さんに相談してみることもおすすめですよ。