【要注意】キューティクルは剥がれると復活しない!?原因から対策法まで解説

美容室やテレビCMでよく耳にする「キューティクル」。

キューティクルが傷んでいると、ヘアダメージを起こしやすいのは女性なら知っているはず。

でも、キューティクルがどんな役割をしているか詳しく知らない方もいるのでは?

そこで今回は、キューティクルについてとにかくわかりやすく解説しています

キューティクルは復活しない!

結論から先に言うと、一度剥がれてしまったキューティクルは二度と復活することはありません

髪の約8085%は「ケラチン」という、爪と同じ硬いたんぱく質でてきていて

キューティクル一番外側をキューティクル、中間部をコルテックス、一番内側をメデュラといいます。

で、ダメージから髪を守ってくれるのは、トリートメントでもオイルでも高級ドライヤーでもなく、生まれ持った髪のキューティクル。

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キューティクルは最強の保護膜です。

このキューティクルは1枚物ではなく、4枚から10枚の層がウロコ状に重なり合ってできています。

チェックポイント
髪が細い方は 4層ぐらいで、太くて硬い方は10層ぐらい重なってる場合もあります。

 

キューティクルはたらきは、外部刺激から髪の内部を守り、コルテックスのたんぱくや水分が失われないようにすること

つまり、このキューティクルがあることでキレイな髪が生まれるのです。

ダメージヘアの原因から最強の修復方法までわかりやすく解説!

キューティクルは死んだ細胞でできている

キューティクルが復活しない理由は簡単。

髪は「死滅細胞」でできているからです。

死滅細胞は文字通り「死んだ細胞」のこと。

死んだ細胞なので血管や神経がなく、ダメージを受けても自力で再生することができません。

つまり、毛穴から死んだ細胞が集まって生えてくるのがヒトの髪の毛です。

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爪も同じ死滅細胞でできています。

しかもキューティクルは、たんぱく質が角質化したものなのでとても硬いのですが、ブラッシングやシャンプーだけでなく

  1. 寝ているときの枕の擦れ。
  2. 髪同士の擦れやひっかかり。

など、少しの摩擦でも傷ついたり開いてしまうほどデリケートです。

たとえば、転んでひざを擦り剥いたとしても、数週間もすればキレイに治りますよね。

これは、身体の中で毎日新しい皮下組織がつくられているため、時間がたてば新しい皮膚ができるからです。

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これがターンオーバーです。

つまり、皮膚は常に約28日周期のサイクルで生まれ変わっているのです。

しかし、髪にはこのターンオーバーがありません

皮膚のように髪の内部で新しいキューティクルがつくられることはないので、傷ついたり剥がれてしまえば終わり。

だから、キューティクルが何らかの原因でダメージを受けても、再生も修復もできないということです

さらに、キューティクルが剥がれると「アホ毛」の原因にもなります。

アホ毛の詳しい記事はこちらです

アホ毛がひどい!原因から初心者でも簡単に抑える方法まで徹底解説!

ヘアカラーやパーマでハイダメージに

上でも書いていますが、髪の毛の約8085%はケラチンというたんぱく質でできています。

で、キューティクルのダメージで一番多いのが、ケラチンたんぱく質がなくなってダメージホールという「空洞」ができてしまうことです

髪は「シスチン結合」でくっついていますが、このシスチン結合が破壊されるとダメージホールができます。

チェックポイント
シスチン結合というのは、髪を支える重要な結合でシスチンがキレイに整っていると健康毛で、シスチンが破壊されるとダメージ毛になります。

 

ダメージホールはヘアカラーやパーマ、縮毛矯正などの薬剤を使うことで無理やり切断されますが、髪が濡れたり梳かしたりするだけでも傷んでしまいます。

このダメージホールにヒトのケラチンたんぱく質に近い、羊毛や羽毛から抽出した成分(類似成分)を入れて修復するトリートメントがあります。

髪のダメージホール

ダメージホールを埋めることで一見すると復活したように見えますが、ケラチン同士が再結合しているわけではありません

それよりも、トリートメントによってキューティクルが窒息してしまう可能性があります。

キューティクルは呼吸している

髪の表面は、常にキューティクルが開いたり閉じたりして呼吸をしています

キューティクルは

  • エピキューティクル
  • エキソキューティクル
  • エンドキューティクル

の3層構造でできています。

上の層はあまり水分を吸収することはほとんどありませんが、下の層(エンドキューティクル)は水分を吸収します。

すると、キューティクル全体がリフトアップ(持ち上がる)するんです。

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水分を吸収することで、キューティクル自体が開いた状態になるんですね。

キューティクルには「弁」のようなはたらきがあり、髪に水分が足りなければ吸収し、多ければ通過させる、簡単にいえば「髪の毛の水分調整」の役割を果たしているんです。

つまり、キューティクルは「呼吸」しているのと同じこと。

ですが、キューティクルがダメージを受けると髪がパサパサになったりするので、トリートメントををしますよね?

ただ、このトリートメントをするとキューティクルが呼吸できなくなります

トリートメントのはたらきは、ダメージホールに類似成分を浸透させ、持続性をよくするために表面をコーティングして成分が流れ出るのを防ぎます。

髪の表面をコーティングすることでツヤや手触りはよくなりますが、その代わりキューティクルが髪内部の水分調節がうまくできなくなり、ダメージを受けてしまいます。

その結果、トリートメント効果が切れた頃にはキューティクルはボロボロに

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これがキューティクルの窒息死です。

このようにトリートメントを続けていると髪は回復するどころか、ますますダメージの症状が悪化するだけ。

ダメージヘアが気になりトリートメントをする

トリートメントにより髪がコーティングされる

キューティクルの動きを妨げる

水分調整が上手くできない

髪がパサつく

トリートメントをする

正しく「負のスパイラル」。

手触りはよくなるので一見すると「キューティクルが復活!」そんな感じになりますが、残念ながら「錯覚」です。

スッピン髪が美髪を引き出す

ヘアカラーやパーマで傷んだ髪をトリートメントで誤魔化しても、キューティクルは復活しません。

では、どうすればいいのでしょうか?

その答えが「髪をスッピンにする」ことなんです。

髪は死滅細胞でできているので、どんな高価な成分を与えても髪のダメージが治ることはありません。

それでも、「パサパサの髪よりトリートメントをして手触りを良くしたい」そんな方もいらっしゃると思います。

そんな方こそおすすめしたいのが「すっぴん髪」。

毎日一回すっぴん髪

当たり前ですが、一日の終わりに洗顔をして汚れやメイクを落とし、化粧水や乳液で保湿をしますよね。

髪の毛もスキンケアと同じで、汚れや皮脂を落として薄めのトリートメントでコーティングする

そして次の日もシャンプーで汚れとコーティングをしっかり落としてすっぴんにする。

この繰り返しで髪の環境が整い、ちゃんとした髪ができあがります。

チェックポイント
トリートメントがキューティクルを窒息させてしまうと解説しましたが、サロントリートメントのように洗っても簡単に落ちないような強力なトリートメントでなければ問題ありません。

 

ここで注意したいのが、汚れをしっかり落とそうと洗浄成分の強いシャンプーを使うこと

確かに汚れはバッチリ落ちますが、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまうのでフケやかゆみの原因に。

そこでおすすめなのが「アミノ酸系シャンプー」です。

アミノ酸系シャンプーは、汚れを落としながらも必要な皮脂は残してくれるシャンプー

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基本的にシャンプーは汚れを落とすためのものなのですが、多くの商品はたくさんの成分を入れて付加価値を高めようとしています。

それが悪いわけではありませんが、シャンプーに求められているのは「ダメージを最小限に抑える」こと。

シャンプーは、洗ったりすすいだりする間に髪同士がこすれあってしまいがち。

このときの摩擦が強いとキューティクルがはがれ、そこから髪の中の成分が流れ出てパサつきなどを招いてしまいます。

なので、シャンプーはできるだけ摩擦を少なくすることが大切!

そのためには、正しいシャンプー選びを心がけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

キューティクルは硬い被膜で髪の表面を覆い、紫外線のダメージ抑制から水分調整までこなしてくれる万能な物質です。

キューティクルも一度傷つくと復活することはありませんが、生え始めた髪やこれから生えてくる髪のキューティクルは整っています。

この整っているキューティクルを守るためにも、日々のケアはしっかりと行いましょう♪