ヘアダメージを左右する!「結合水」と「自由水」ってなに?

アイドルや女優さんの髪の毛って、なんであんなにツヤツヤなの?それに比べて私の髪は・・・・。

「髪は女性の命」なんて言葉が昔ありましたが、実際に女性にとって髪の毛はあなたのイメージを大きく左右する大切なパーツの一つです。

でも、いくら高価なシャンプーやトリートメントを使っても「全然、改善しない!」そんな悩みを抱えている女性も少なくありません。

実は、髪のダメージを大きく左右する成分に「結合水」が深く関わっているのです。

そこでここでは、結合水について分かりやすく書いていきたいと思います。

そもそも「結合水」ってなに?

もしかしたら「結合水」って言葉を初めて聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

結合水(けつごうすい)とは

生体組織に含まれる水の一部は蛋白質分子、親液コロイド粒子などの成分物質と強く結合しているため、乾燥されにくく氷点で凍結しない。

これを結合水というらしい・・・が、難しくて分かりにくいですよね。

しかし、この「結合水」と「自由水」は、ヘアダメージやヘアケアに大きく関わっている水なんです

髪の生命線「結合水」

分かりやすく結合水を言い換えると「髪の成分にくっついている水分」になります。

この結合水は髪の生命線とも言われ、髪に強く結合しているのでどれだけブローで髪を乾かしても、ヘアアイロンの熱でダメージを与えようが簡単には蒸発しない水分。

さらに、南極や北極などの極寒の地でも凍ることもありません。

豆知識

乾燥してカピカピのミイラの髪の毛が残っているのも、この結合水のおかげと言われています。

その反対に髪の毛には「自由水」という水分があります。

自由水は髪の成分とくっつかない性質があるので、ドライヤーの熱などで簡単に蒸発してしまうんです

また、自由水は空気中の水分を吸収する性質があり、特に湿気による影響を受けるので、雨の日などに髪が広がったりするのはこの自由水の仕業なんですね。

髪が柔らかいのは結合水のおかげ

このサイトで何度も出てくるキーワード「死滅細胞」。

髪の毛は爪と同じ死滅細胞からできていますが、爪が硬いのに対して髪は柔軟性があります。

これは、爪には結合水が少なく髪の毛には結合水が多いことが深く関係しているからなんです。

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髪の毛が曲がったり柔軟性があるのは結合水のおかげなんですね。

つまり結合水は、100℃以上でも蒸発しないし、0℃以下になっても凍らない、まさに「髪の毛にとって重要な役割」を果たしているのです。

髪が濡れているとヘアダメージの原因に!?

このように、結合水は髪には欠かせない大切な水分なのですが、この結合水が少なくなってしまうと、髪の内部にあるたんぱく質や表面のキューティクルが剥がれやすくなります。

つまり、結合水が少なくなる→髪の毛がカピカピになってしまうのです。

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ヘアダメージが加速しちゃうんです。

では、この大切な結合水を少なくしてしまう原因はなんでしょう?

答えは簡単!パーマやヘアカラー、縮毛矯正などの薬品から、ブローやクシでとかしたりアイロンなどの物理的ダメージです。

結合水に悪影響を及ぼす「自由水」

さらに、結合水を減少させてしまう原因は「普通の生活」をしていても起こります。

それが先ほどお伝えした「自由水」。

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水の天敵は水なんです。

私たちの肉眼では見えませんが、水(H2O)はものすごいスピートであっちの水とくっついたと思えば離れたり、くっつくと思ったらぶつかり合ったりしています。

で、基本的に結合水も自由水も同じ水(H2O)です。

本来は髪の毛のたんぱく質にしっかりとくっついている結合水ですが、そこに自由水が入り込んでくると「水」と「水」の戦いが始まります。

中の悪い結合水と自由水ですが、この戦いが長く続くと、なんてことでしょう!仲良しになってしまうのです。

そして仲良しになった結合水は自由水と一緒に髪の毛から出ていってしまいます。

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実は髪の毛を洗って濡れたままの状態がコレなんです。

つまり、洗ったばかりの髪の毛にはたくさんの自由水がいます。

そしてドライヤーで乾かさないでこの自由水が充満した状態が長く続くと、結合水に悪影響を及ぼしてしまうんです。

チェックポイント

実際のところ色々な説がありこれが原因とは言い切れませんが、現在は自由水が結合水に悪影響を与えている確率が高いと言われています。

まとめ

結合水と自由水の関係について説明してきました。

髪の毛を洗って乾かさないで寝ると、雑菌が繁殖して頭皮のニオイにつながるばかりではなく、ダメージヘアの原因にもなってしまいます。

つまり、髪の毛と言うのは「濡れるだけでダメージを受ける」って覚えておくようにしましょう。

そして、髪を洗ったら長時間放置しないで、すぐにタオルドライ+ブローをして髪を乾かすことがダメージヘアを抑える方法になります。