朝シャンは抜け毛の原因に?メリットとデメリットを徹底検証!

朝にシャンプーする「朝シャン」。

多くの芸能人も実践しているので、何だか髪や頭皮に良いイメージがありそうな気がしますよね?

朝シャンは気分をスッキリさせるなど1日のスタートにぴったりですが、その一方で抜け毛が増えるなどの噂も?

そこで今日は、朝シャンのメリット・デメリットだけでなく、髪を効果的に洗うコツまでを書いてみたいと思います。

朝シャンの4つのメリット

ここでは、朝シャンの4つのメリットをお伝えしていきます。

スタイリングがバッチリ決まる

ロングヘアの方はそれほどでもありませんが、ショートヘアだと朝起きると寝癖がついていることがありませんか?

水で濡らしたり、寝癖直しのスプレーなどでケアすることもできますが、以外と時間がかかったり、思い通りにならないことも。

そんなときに朝シャンをすると頑固な寝癖も一気にリセットするので、思い通りのスタイリングをつくることができます。

仕事柄「寝癖を直したいけど朝シャンは良くないですよね?」という質問をされますが、「洗い方次第」です。

確かに朝シャンは髪や頭皮にダメージを与える可能性がありますが、正しい洗い方ならダメージを減らすことも可能。

大切なことは「髪は濡れているときに一番ダメージを受ける」んです。

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これをしっかり覚えておいてくださいね。

で、朝は夜と違って時間がないので時短でシャンプーする方が多いと思いますが、時間がないなら朝シャンはしない方がベスト。

髪が濡れている状態でブラッシングしたり、ドライヤーが不十分だったりするとキューティクルが傷ついて水分が蒸発し髪がパッサパサに。

朝シャン後は

  1. 目の細かいクシは使わない
  2. 濡れた髪を絞らない
  3. タオルドライはやさしく
  4. ドライヤーでしっかり乾かす

この4つを意識することで朝シャンのダメージを最小限に抑え、スタイリングがバッチリ決まりますよ。

臭いを抑えることができる

メリットの2つ目は「臭いを抑える」ことができること。

私たちは寝ている間もコップ1杯分(約200cc)の汗をかいています。

しかも、頭皮は体の中でも一番皮脂腺が多く、皮脂が溜まりやすい部分です。汗と皮脂が混ざり合うことで雑菌が分解し、不快な臭いを発生させてしまうんです。

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頭皮はTゾーンの約2倍の皮脂腺があります。

この頭皮の臭いを一気にやっつけてくれるのが朝シャン。

朝シャンをすることで、日中に嫌な臭いを発生させることなく過ごすことができます。

気分がスッキリする

朝シャンのメリット3つ目は「気分のリフレッシュ」。

私たちの体には体内環境を整える「交感神経」と「副交感神経」があり

交感神経 日中に活動する神経
副交感神経 睡眠中に活動する神経

起床後は副交感神経が優位に働いているので、体が活動を始める準備ができていません。

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低血圧の方は特に大変ですよね。

そこで朝シャンをすることによって、体温を上げ副交感神経から交感神経にスイッチを切り替える役割があるんです。

副交感神経から交感神経に切り替わることで、気分がスッキリします。

血行が促進される

朝シャンをすると体が温まります。体が温まると言うことは、血行が良くなっている証拠。

頭皮は全身の血管の中でも毛細血管(細い血管)が多く、普段から血行不良気味なんです。

血液から栄養分や酸素が運ばれるのですが、血行不良になると栄養不足になり元気な髪が生えてこず、抜け毛や弱々しい髪が生えてくる原因に。

また、朝シャンすることで頭皮マッサージにもなり、頭皮のコリがほぐれたり肩こりや頭痛などの予防にも効果が期待できます。

朝シャンは、スタイリングや臭いの予防だけでなく、血行促進にもメリットがあるんですね。

朝シャンは頭皮にダメージを与える!?3つのデメリット

メリットだけ見ると「朝シャンって、いいんじゃない?」と思ってしまいますが、実は朝シャンをすることで起こる「デメリット」も存在します。

そこでここからは、朝シャンをすることによるデメリットを紹介していきます。

抜け毛の原因になる

朝シャンをすることで起こる最大のデメリットが「抜け毛の原因」になること。

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朝シャンが流行始めた頃から言われています。

シャンプーは基本的に1日1回がベストといわれていますが、その根拠として「洗いすぎによる頭皮環境の悪化」が挙げられます。

上記でもお伝えしましたが、頭皮はテカリが気になるTゾーンの約2倍の皮脂腺がありますが、これは頭皮に適度なうるおいを与えて紫外線や乾燥から守るためです。

シャンプーの洗浄成分にもよりますが、石けん系や高級アルコール系の界面活性剤は洗浄力が強いので、朝シャンをすると必要な皮脂まで取り除いてしまう可能性が。

そうすると頭皮が乾燥し、ふけやかゆみなどの頭皮トラブルが生じやすくなり「粃糠(ひこう)性脱毛症」の原因にも。

粃糠(ひこう)性脱毛症とは

粃糠性脱毛症は、頭皮に炎症が生じることを原因として発症する脱毛症です。

頭皮に炎症が生じると、大量のフケが生じます。フケによって毛穴が詰まり、それと関連して脱毛が増えることが原因のひとつであると考えられています。

ただ、皮脂分泌が多い方は朝起きると髪がベタついていることがありますよね。

そんなときは「アミノ酸シャンプー」を使うようにしましょう。

アミノ酸シャンプーは、石けん系や高級アルコール系の界面活性剤と違い、洗浄力や刺激が少ないのが特徴。

余分な皮脂は取り除きながらも必要な皮脂は残してくれるので、どうしても朝シャンをしたい方は、アミノ酸シャンプーに切り替えてみることをおすすめします。

すすぎ残しで頭皮環境が悪化する

朝シャンは夜髪を洗うのと違い、ゆっくり洗っている時間がありませんよね。

そうすると、どうしても「すすぎ」がテキトーになってしまいます。

シャンプーの洗浄成分が髪や頭皮に残ってしまうとフケやかゆみ、湿疹などの頭皮トラブルにつながってしまいます。

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髪を洗うのに1分かけたら、すすぎはその倍の2分は行うようにしてください。

特に耳の後ろや襟足はシャンプーが残る部分なので、しっかり洗い流すようにしましょう。

紫外線のダメージを受けやすくなる

皮脂は紫外線から頭皮を守ってくれますが、朝シャンをするとその皮脂がなくなってしまいます。

で、頭皮に皮脂がなくなるとどうなるのか?紫外線が直接、頭皮に当たってしまい炎症を起こす可能性が出てくるんです。

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頭皮が無防備な状態になってしまうんですね。

特に分け目などは紫外線の影響を受けやすく、過度な紫外線が当たり続けると髪をつくる毛母細胞や髪を黒くするメラニン色素にダメージが起こると言われています。

そうすると、分け目辺りに抜け毛や白髪が増えてしまうんです。

また、毛母細胞がダメージを受けることで「ヘアサイクル」が乱れてしまい、薄毛の原因にもなるので、朝シャンで皮脂を取ってしまうのは危険ともいえます。

ポイント

シャンプーで皮脂を落とすと、正常な皮脂量に戻るまでに約4~6時間かかると言われています。つまり、朝シャンをすると午前中は皮脂が足りずに頭皮が無防備な状態になっている可能性があります。

朝シャンよりも「湯シャン」がおすすめ?

朝シャンはほとんどの方が知っていると思いますが「湯シャン」って、聞いたことがありますか?

湯シャンとは「お湯だけで髪を洗う」ことです。

つまり、シャンプーを使わずにお湯だけで髪を洗うことですが、お湯だけで本当に汚れや皮脂が落ちるのか疑問ですよね。

そこでここからは、湯シャンのメリットだけでなく、デメリットも併せてお伝えしていきます。

湯シャンの効果・メリット

朝シャンの最大のデメリットが「抜け毛や薄毛になりやすい」ということ。

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朝シャンをしている方は、していない方に比べて薄毛になりやすいそうです。

この原因は上記でお伝えしたように、頭皮に必要な皮脂がシャンプーの洗浄成分によって取られてしまい頭皮環境が悪化するから。

でも、朝起きると髪がベタつくし、寝癖が直らない方は朝シャンをしたいですよね。

そこでおすすめなのが「湯シャン」。

湯シャンのメリットは

  1. 皮脂を取り過ぎない
  2. すすぎ残しがない

この2点に尽きます。シャンプーを使わないので頭皮ダメージの原因になる皮脂の取り過ぎもありませんし、すすぎ残しによる頭皮トラブルの心配もいりません。

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でも「湯シャンで汚れが落ちるの?」って、不安になりますよね。

しかし、湯シャンだけでも汚れの7割は落ちるので、皮脂でベタついたりすることはありません。

ただし、きちんと湯シャンができていればの話ですが・・・。

間違った湯シャンは抜け毛の原因になる

「きちんとした湯シャン?」って言っても、「ただ、お湯で洗うだけなんじゃないの?」って、思いますよね。

でも、間違った湯シャンは以下のような3つのデメリットがあります。

  1. 皮脂が酸化する
  2. 毛穴に汚れが詰まる
  3. ヘアサイクルが乱れる

頭皮はこのように「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層になっています。

で、表皮といわれる部分に汚れが溜まったり、詰まったりすることによって頭皮トラブルが起こるんです。

湯シャンでしっかり汚れを落とさないと、かえって汚れが毛穴に詰まってしまう原因になります。

そして汚れが毛穴に詰まってしまうと、ヘアサイクル(ターンオーバー)が乱れてしまいます。

ヘアサイクルは4~6年がワンサイクルですが、ターンオーバーが乱れることによって成長期が短く後退期が長く続き、抜け毛や薄毛を起こしてしまうんです。

ポイント

ヘアサイクルが乱れると3年ほどで髪が抜けてしまうのですが、次の髪の準備ができていないので細い弱々しい髪の毛が生えてきます。

正しい湯シャンのやり方をわかりやすく紹介!

ではここからは、湯シャンの正しいやり方を紹介していきます。

湯シャンの正しいやり方はたったの3つ。

  1. ブラッシング
  2. 湯シャン
  3. やさしくタオルドライ
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シャンプーを使う時と基本は同じです。

では、ひとつずつ見ていきましょう!

ブラッシング

湯シャンする前は、面倒かもしれませんがブラッシングをします。

実は、このブラッシングができていない方が意外と多いんです。

ブラッシングすることで汚れを浮かせたり、絡まった髪の毛をほどく役割があり湯シャンするときの摩擦を軽減してくれます。

↓ブラッシングするときはこんなクシを使いましょう。

目の粗い100均で売られているクシがおすすめです。

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髪が絡まったまま湯シャンしてもロクなことはありません。

で、ブラシで髪をとかすときもガシガシするのはNG!

やさしく、やさしく摩擦を与えないようにブラッシングしてくださいね♪

この部分は多くの方が軽視しがちですが、とっても大事です。

湯シャン

ブラッシングが終わったら湯シャンです。

湯シャンするときのポイントは、シャンプーと同じように「頭皮を洗う」こと。

湯シャンはシャンプーを使わないので、どうしても指通りが悪くなり髪が絡まりやすくなります。

それをできるだけ回避するためにも、髪ではなく頭皮をメインに洗うようにしましょう。

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爪を立てずに指の腹でやさしくですよ♪

で、湯シャンが終わったら、必要に応じてトリートメントやコンディショナーを使います。

とくにダメージヘアが気になる方は、湯シャンだけでは髪の毛が広がったりパサパサになるので、トリートメントやコンディショナーで整えましょう。

やさしくタオルドライ&速攻ブロー

湯シャンが終わったらタオルドライです。

このタオルドライの時もゴシゴシと髪の水分を拭き取るのではなく、ふんわりやさしくタオルで包み込む感じで水気を取ります。

吸水性の良いタオルを使うと時短になりますよ。

↓こんな感じのとか。

タオルドライである程度の水気を拭き取ったら、速攻で髪を乾かしましょう。

忙しい朝で時間がないのもそうですが、一番の理由は髪は濡れているときが一番ダメージを受けやすい状態になっているから。

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髪が濡れているときはキューティクルが開いている状態です。

で、このときに気をつけなければならないのが、髪が濡れている状態でブラッシングをしないこと!

キューティクルが開いている状態でブラッシングをしてしまうと、キューティクルを剥がす原因になり髪が傷んだり、パサつきの原因にもなります。

まずは手ぐしで髪を乾かしながらその後、粗めのクシで髪を引っ張らないようにやさしくコーミングしましょう。

何度も言いますが、濡れた髪はちょっとのことでダメージを受けやすいので、目の細かいブラシでブラッシングは絶対にNGですよ。

1週間に1~2回頭皮デトックスで皮脂を一掃!

週に1~2回、頭皮をデトックスしてあげることも湯シャンには大切。

頭皮専用のオイルでマッサージすることで、頭皮の汚れを落とします。

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湯シャンよりも時間がかかるので、休日にやることをおすすめします。

頭頂部や前頭部、耳の後ろや襟足など、頭全体を揉み込むことで皮脂をしっかり出す効果と、頭皮マッサージの効果もあるので血流も良くなります。

ポイント

頭皮をデトックスすることで、余計な皮脂を一掃できるだけでなく皮脂の酸化(過酸化脂質)の予防にもつながります。

過酸化脂質はシャンプーでも落としにくいので、週に1~2回のオイルマッサージは頭皮環境を整えるには効果的です。

ただし、やり過ぎは必要な皮脂まで落としてしまうので、気をつけるようにしましょう。

まとめ

朝シャンは抜け毛などのデメリットはありますが、正しいやり方で行えばメリットも多いヘアケアです。

基本的には、夜にシャンプーをすることが一番ですが「朝シャンがダメで夜シャンが良い」ということではありません。

夜シャンだって、正しい洗い方やすすぎ方をしなければ頭皮トラブルの原因になってしまいます。

また、朝シャンのデメリットを極力抑えたいなら「湯シャン」がおすすめ。

湯シャンなら皮脂を取り過ぎることもないですし、すすぎ残しの心配もありません。

どちらにせよ、正しいやり方を守ってキレイな髪を目指したいものですね♪